日本精機とアルプスアルパイン、資本提携

当会会員企業、日本精機(株)とアルプスアルパイン(株)が、自動運転など CASE対応に備えて資本提携します。日本精機がアルプスアルパインの普通株式260万株、アルプスアルパインが日本精機の同300万株を取得するもので、次世代統合コックピット製品の開発を軸に協業を進めます。(R3.1.29 日本経済新聞)

(株)有沢製作所、脱ガソリン車に向けた技術展開加速

当会会員企業(株)有沢製作所が有する、特殊チタン箔に潤滑剤をミクロン単位の薄さで短時間で均一に塗る技術が、トヨタの燃料電池車「MIRAI」を支えています。水素と酸素を混ぜて発電するための流路(セパレータ)の成型に使われる技術で、金型の長寿命化に効果を発揮しています。同社は、この技術以外にも、軽量素材などの開発も検討しており、産業用構造材料・電気絶縁材料分野の売り上げを2025年3月期に192億円まで引き上げることを目指しています。(R3.1.28 新潟日報朝刊、なお、R2.12.23 日経での掲載もあり。)

(株)アドテックエンジニアリング、工場拡張

当会会員企業の(株)アドテックエンジニアリングは、5G対応のスマホ端末の普及や通信基盤整備による需要増に対応するため、約20億円を投資します。令和4年度までに、現在フル稼働している工場の生産能力を約40%増強するものです。同社は、プリント基板用自動露光装置で世界トップシェアを有していますが、今回の投資により、極端紫外光(EUV)を用いた次世代半導体製造を支える事業に参入します。(新潟日報朝刊 R3.1.22)